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プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 オリジナル・サウンドトラック(あらすじ)シャラマン王に見込まれて養子となった、ペルシャ帝国第3王子のダスタン(ジェイク・ギレンホール)は勇猛果敢な若者だった。ある日、敵国への武器供給の情報を得た王の腹心の弟ニザムと王子3人は協力し、軍を率いて聖地アラムトの制圧を成し遂げる。だが、聖地への進軍は王の怒りを買い、王は武器供与の証拠を示せと息子たちに迫るのだった(シネマトゥデイの紹介ページより)。
 こちらは5/28公開ですね。下敷きになっているのは、もう20年以上も前にApple II向けに作られた作品がルーツの、息の長いアメリカ製ゲームシリーズです。プレイ動画は↓な感じ。

元祖がアクションゲームと言うことで、映画の方もアクションは大迫力です。特に冒頭の攻城戦は目を奪われました。それと圧倒されるような城郭都市の巨大さもうまく表現されていましたね。主役はデイアフタートゥモローで注目されて、ジャーヘッドブロークバック・マウンテンゾディアックと着実にいい仕事をしてきたジェイク・ギレンホール。体を張った演技で、いや、走る、走る、壁も走るし、屋根は跳ぶ。上映時間の半分くらいはゲーム画面を彷彿とさせるような躍動ぶりでした。一方のストーリーはありがちな展開なので、あんまり期待しない方がよろしいかと思います。オチもこの手のネタでは定番ですし。尺が足りなかったのか、途中でカットのつながりが今一良く分からないところもあったりしました。ヒロインのタミナ姫はちょっと気が強すぎな印象で、デレがあんまりなかったのが少し残念。演じているジェマ・アータートンは、交代でトランスフォーマー3の新ヒロインが本命視されているようですね。
 雰囲気的には、ハムナプトラ第一作からミイラを抜いたら、こんな感じになるんじゃないかと思います(ちなみにこの作品には「超人」は何人も出てきますが、超常的な「クリーチャー」は特に出てきません)。DVDで家での鑑賞ではこういう映画にはちょっと画面が小さすぎて、やっぱり劇場で頭を空っぽにして観るのが一番ですよ。