(あらすじ)世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が現れ……(シネマトゥデイの紹介ページより)。
6/19から公開予定の映画ですが、先日所用で渡米した際に飛行機で鑑賞しました。とにかくこの邦題はどうにかならなかったのですかねえ。「イーライ記」ではネタバレすぎになってしまうにしても、「イーライの書」くらいだったら、原題の含意と謎めいた雰囲気がちょうど良かったんじゃないかと思いますが・・・。アクション映画を目当てにくる客にはアピールできないと思われちゃったのかな・・・。
なかなか面白かったのですが、はっきり言ってハリウッド版 北斗の拳+座頭市 の一言で、オチも何もかもを説明できてしまいます。どちらかの雰囲気が好きな方にはお勧め。でも派手な殺陣はすばらしかったのだけれど、銃をばんばんぶっ放して百発百中なのは、最後まで視た後考えるとちょっとどうかと・・・。ヒロインのミラ・クニスは可愛かったですよ。