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タイタンの戦い

タイタンの戦い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)(あらすじ)神々が世に君臨していたある時代。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)の息子として生まれたが、人間として育てられたペルセウス(サム・ワーシントン)がいた。彼は世界を滅亡の危機から救うため、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)を倒す戦いの旅に出る。そこには、悪魔や獣といった強敵との死闘が待っていた(シネマトゥデイの紹介ページより)
 5月中に使ってしまわなければいけない鑑賞券があったので、映画二連荘とあいなりました。いやあ、連続で観ると作品ごとのスケールの違いが際立ってしまいますね。3D上映だったこともあって、終始その迫力に圧倒されてしまいました。昨日のプリンスオブペルシャと対照的に、こちらはおぞましいクリーチャーがでずっぱりです。圧巻はラスボスのクラーケン。名前からして大ダコかと思っていたら、正体を現したのはクローバーフィールドの中の人でした。こういうデザインでは、ハリウッドはなんだか画一的ですね。内容は大まかには本来のギリシャ神話からつかず離れずしながら進むのですが、オチは制作陣もちょっと狙ったのでしょうかね。題材的に、個人的には古い作品ですがアリオンを思い出してしまいました。オリンポスの神殿の描写は、ちょっと体がかゆくなるような不思議な感覚が味わえます。主人公のペルセウスは、勇者らしくマッチョなのですが、ちょっと顔つきからなにから正統派のアメリカンマッチョで、あんまり頭が良さそうでないのがイマイチでした。ヒロインは期せずしてやはり連荘になってしまったジェマ・アータートン。こちらはペルセウスをやさしく見守る守護者の立場で、綺麗なジェマを堪能することができました(あんまり好みではないけれど)。この作品もできれば上映が終了してしまう前に、ぜひ3Dで鑑賞していただきたいところです。