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バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣 第1巻 [Blu-ray]終始安定して面白かったですね!1話を見たときには、いきなりの試召戦争に「こんな厨二設定のバトルが続くのか・・・」と暗澹たる気持ちになりましたが、予想は良い方に裏切られて、3話以降は本当に楽しめました。某所で読んだところでは、原作では冒頭から試召戦争が続くようですが、アニメシリーズではこれを物語終盤の盛り上がりに寄せてきた制作陣は、まさにGJだったと思います。エントリを執筆するにあたって、1話からざっと見直してみましたが、美波(CV:水橋かおり)が帰国子女で問題文が読めないとか、意外と細かい設定を見逃していたことに気がつきました。主役の明久(CV:下野紘)を初めとして、姫路さん(CV:原田ひとみ)も雄二(CV: 鈴木達央)も祥子(CV:磯村知美)も、もちろんムッツリーニ(CV:宮田幸季)も、登場人物には皆嫌みなところが一つもなく、安心して物語に身を委ねることが出来ました。こんな作品結構珍しいですよね。でもやっぱり、最後までとぼけていた性別:秀吉の秀吉(CV:加藤英美里)が、一番魅力的だったかな。
 エピソードとしては、文字通りのバカらしさで突き抜けていた、7話の遊園地話が一番お気に入りです。祥子のいじらしさも見所ですが、ヘアピン・携帯まで池に投げ捨てる秀吉に、後ろ髪はみ出しまくりで、妙な棒読みになってる着ぐるみの姫路さんのシュールなこと・・・。17歳のお姉さんがばっちり決めてくれた(かに見えた)最終回も、シリーズの大団円として大満足の出来でした。2話の伏線も綺麗に回収しましたしね。まだまだエピソードも膨らませそうですし、2期があるならば是非是非観てみたい作品です。