戦う司書 The Book of Bantorra

これは面白かった！ただ、コリオ話の導入部に関しては、もう少しうまくできたかもしれませんね。当初はながら見をしていたので、なかなか背景設定を掴むことが出来ず、ほとんど脱落寸前まで行ってしまいました。でも武装司書各人がクローズアップされるようになってからは、どんどん話に引き込まれ、いつの間にか毎週が楽しみに。最初で躓いてしまった方がいらっしゃるようでしたら、説明不足なところはちょっとだけ我慢して、ぜひもう一度チャレンジしてみていただきたいところです。主人公のハミュッツ＝メセタ（CV:朴璐美）も、最初はなんという嫌な奴だ、と思っていたものの、最終回までにはいつの間にか応援してしまうようになっているのですから、不思議なものです。これもスタッフの造形力ですね。各エピソードの中では、エンリケ話が一番好きかなあ。最終回前2話は少しトーンダウンした感じですが、その分最終回の全員登場の総力戦には大満足でした。つかの間の復活とはいえ、死んでしまった武装司書たち一人一人に見せ場があったのは、なかなか燃える展開でしたね。イレイアおばあさんの若返っての再登場はあまりにも予想通りでしたが、ロリロリCV:田村ゆかりにはやられた！の一言です。DVD/BDまでは揃えなくても、原作は買っちゃうかなあ・・・。