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魔法少女まどか☆マギカ、それは「苦悩萌え」アニメの決定版

Magia(アニメ盤)いやあ、6話も面白かったですね!物語の謎については、まだまだ種明かしはしてくれないようです。ループものという線はかなり固くなってきたようですが、どうもキュゥべえが時間巻き戻しの記憶を保持しているというのは深読みがすぎたようですね。これは取り下げて、キュゥべえには素直にお詫び申し上げます。やっぱり職務に忠実な優良スカウトだったんですね!ごめんなさい。
 一方で、まどかママの渋い人生訓などもあって、まどかの成長譚(やっぱりこの言葉が一番しっくりきますね。トネリコさん改めてありがとうございました!)としての色づけがかなり明確になってきた気がします。6話視聴前までは、1話の「どっちかなあ...」でリボンを選ぶシーンは、ネットでも良く書かれているように、ループものを示すシーンとして、赤ではなくて時間巻き戻し後に黄色を選ぶことで別ルートに入ったことを示すのかな、とも思っていました。でもまどかの成長を強調するならば、むしろ1話ではまどかママに言われて選んでいた赤リボンを、次回の巻き戻し後はママの意見を聞くことなく、自分で選び取るところを描写した方が効果的になりそうですね。1話アバンのヴァルギルプスの夜?における巻き戻しに関しても、ループ入りするのは「もう一度やり直したい」の願いで魔法少女化してるのかな、と思っていたのですが、「自分の力でどうにかしたい」と願えるようになれば、ループ脱出のハッピーエンドにつながるまどかの成長が明確に表現できますね。
 ほむらの正体については、まだまだ引っ張ってくれそうです。キュゥべえに「暁美ほむら、君はまさか...」なんて言わせるところからして、「魔法少女まどか☆マギカ」の時間軸に収まる登場人物では無いのかな、とも思います。いっそのこと「時間の縛りから解放された、伝説のさすらいの魔法少女」でいいのではないでしょうか。「魔法少女まどか☆マギカ」のモチーフになっている「鏡の国のアリス」の第7章「ライオンと一角獣」で、アリスが空想上の怪物(=子供)認定されるのとも繋がりそうですしね。まどかもやはり自分と同じ時間巻き戻しの願いによって時間操作の魔力を得、結果として永遠のさすらい人になってしまう運命を阻止するため、必死に動いている、なんて解釈はどうでしょうか?
 それにしても、魔法少女の運命を受け入れたさやかとのガチ口論や、さやかを「殺してしまった」場面での半泣きになったまどかの愛おしさ、可愛さは、なんなんですか、これ!?(いや、この煮え切らなさにむかついてる方が多いのも、良く分かります。でもでも!)悠木碧さんの熱演もあるかと思いますが、このBDをポチらざるをえなくさせる衝動は尋常ではありませんよ!スタッフのまどかの追い込み方もハンパありません。
 この微妙な想い、どう表現したらいいのか思案していましたら、もう既にありました!「苦悩萌え」!
今ここに、苦悩キャラへの愛情を提唱しよう!「苦悩萌え」のお話。たまごまごごはんさん)
「苦悩萌え」定義に向けてのあれこれキタサカエ帳
 いや、まさに言い得て妙の表現です。定義はオリジナルのサイトを参照いただくとして、まどかはまさに「苦悩萌え」!ここまできてもまだ謎だらけの「苦悩萌え」アニメの真骨頂、来週も楽しみですよ!