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とある科学の超電磁砲OVA

OVA「とある科学の超電磁砲」[Blu-ray]総人口二三〇万人、東京都西部のほとんどを占める巨大な都市。その人口の約八割が学生ということから、「学園都市」と呼ばれるその都市では、超能力の開発が行われていた。特殊な授業(カリキュラム)を受け、能力を得た学生たちは、定期的な身体検査(システムスキャン)によって、「無能力(レベル0)」から「超能力(レベル5)」の6段階に評価されている。その頂点に立ち、最強と謳われるのが、七人の「超能力者(レベル5)」である。そのひとり、御坂美琴(CV:佐藤利奈/)。『電撃使い(エレクトロマスター)』最上位の能力者にして『超電磁砲(レールガン)』の異名を持つ彼女は、名門お嬢さま学校・常盤台中学に通う14歳の女子中学生。後輩で「風紀委員(ジャッジメント)」の白井黒子(CV:新井里美)たちと、学園都市的日常生活を送っていた――。この物語は、平和で平凡で、ちょっぴり変わった能力者の少女たちの日常を描くものである(Amazonの作品紹介より)

 いやあ、すばらしかった!噂によると初春(CV:豊崎愛生)と佐天(CV:伊藤かな恵)さんがほとんど出てこないという禁書目録本編の放送が今一盛り上がらない中で、あいかわらずの四人娘の活躍が一際輝いていましたね。スタッフロールをざっと見たところでは、ちょっとけいおんを思わせるような、でも四人が本当に活き活きしていてかわいらしく描けていたショートフィルム撮影大会のOPも、30数分に起承転結詰め込んでクスリとさせる素敵なオチで綺麗に占めた本編も、どちらも長井龍雪監督が自らコンテを切っていたようですね。途中美琴がコンビニで立ち読みしている雑誌の特集が「ドラドラ!」だったりして、「ああやっぱり監督つながり!」などと密かに喜んでいたりしていたのですが、やっぱりこの人はすごい!魅せる物語をきっちり作り込んでくる!と惚れ直しました。それと、これまで特に気にしていなかったのですが、女子キャラがテンパったときになる逆三角形の口は、どうも長井節だったようですね。美琴や黒子の演技の端々に、びっくりした大河の面影が感じ取れました。
 監督の別の作品を早く見てみたいというのもありますが、まずは今のスタッフで二期やってくれないかなあ・・・。設定を噛み砕かなければならないTVシリーズはちょっと敷居が高いところもあるかもしれないけれど、綺麗にまとまっているこのOVAは、とらドラ!が好きな人にもお勧めですよ。
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