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化物語

化物語 第四巻 / なでこスネイク【完全生産限定版】 [Blu-ray]高校3年のある日、階段から落ちてきた少女・戦場ヶ原ひたぎを助けた、阿良々木暦。その接触をきっかけに、戦場ヶ原の抱える秘密を知った阿良々木は、問題解決の為に協力を申し出る。実は彼も、戦場ヶ原同様、人に言えない大きな秘密を隠していたのだった———。(Amazonのあらすじ紹介より)
某所で撫子バージョンのOPだった10話のダイジェスト版をひょんなことから眼にしまして、「なんだこれおもしれー!」ってことで、知り合いに頼んで一気見しました。いやあ、BD/DVDが売れてるらしいですけど、むべなるかなですね。登場人物は究極超人あーるに妖怪アンテナをくっつけたような主人公の暦(CV:神谷浩史)の周りに、眼鏡っ娘(CV:堀江由衣)から始まって、ツンデレ(CV:斉藤千和)、変態ボクっ子(CV:沢城みゆき)、ロリ(CV:加藤英美里)に妹(CV:花沢香菜)とまあ定型通りのバリエーションの女性陣が揃えられていますが、皆キャラがたっていてかわいく描かれています。エロも満載。原作未読で本当か知りませんが、このシリーズでは原作の臺詞(笑)回しに極力忠実に作っていたそうで、それがうまい具合にツボにはまっていた感じです。まあ、いかにもなラノベ調なんですけど。序盤のひたぎと暦のシュールな夫婦漫才には思わず声を上げて笑ってしまいました。一方でテレビ版最終回は、うまくまとまったいい「最終回」だったとは思うのですが、一回分まるまるあの調子で会話が続くのはちょっとお腹一杯だったかな・・・。サブタイトルの翼は1カットも出てこないし。で、「キスを・・・」の下りでは、ひたぎが定番の三段活用している間になんで暦はさっさとしちゃわないんだ!ってちょっといらついたり。あとは、翼が受けたDVに憤慨してた癖に自分は真宵をマジ殴りしてるあたりが、ちょっと設定が薄くて弱いなあと感じたところですかね。
 全体として作画は悪くなかったと思うんですが、うまく演出でごまかしていたようなところもあったようで、BDでは結構修正されているそうです。BGMも、テンポ良く旧字体のト書き風カットが挿入されるのもおしゃれでしたね(サブタイトル前のは読むの諦めましたが)。何となく暦まわりの演出が久米田康治臭がするなあ、と思っていたら絶望先生の制作も同じシャフトでしたか。なにか関係あるかな?
 なにはともあれドラマCDに引き続きネット配信も明日に延期になってしまった(再延期の噂もある)13話以降もかなり楽しみです。